療育の様子

ソフトスキルを育む

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ソフトスキルとは、困ったときに伝える力、休み時間の過ごし方、友達との合わせ方、リラクゼーションなど、対人関係における能力などのことです。わからないときや困ったときに友達や先生に助けを求めなければならないときもあります。これらのようなときソフトスキルが必要となるため療育の中でとり上げ、大切にしています。

 

 

 

 


例えば、学校でよくあるできごとで、前の席の人からプリントがまわってきたとき、足りない場合は「プリントがないです。」余る場合は「プリントが余りました。」などと先生に伝えなければなりません。消しゴムを忘れたとき、友達に「貸して。」と頼んだり、逆のときには、「どうぞ。」と貸したりすることもあるでしょう。先生が指示されたことができたら、「できました。」と報告するときもあるでしょう。

この日の机上課題では、はさみやのり使い、会話も楽しみながら取り組んでいました。また絵の横に、物の名前を貼りつけるプリントには「も」「も」「れ」「た」「す」「た」の6文字があり、意図的に一文字多いものを用意しました。

 

 

丁寧に指導員に、はさみを返すことができ、プリントが終わると、「できた♪」と伝えられ、笑顔で作品を持って帰りました。

家庭でソフトスキルを育てるためには、お手伝いがおすすめです。家事の手伝いは、こどもの健やかな成長を後押ししますので、まずは無理なくできることから楽しく親子で取り組んでみるのはいかがでしょうか。小さなことでも一つひとつ積み重ねることで小学校就学に向けて、自信や期待感をもつことができるよう願っています。

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